いささか前の話ですが、7月の初めに江東区の地域テレビ局の江東ケーブルテレビから、当社を取材させて欲しいとの依頼がありました。取材内容の打ち合わせをする中で、当社が何故、スギの低温乾燥にこだわっているのかを説明し、その材をふんだんに使った義理の両親の家は、住み始めたら心臓が悪かった義母が元気になり、室内の空気環境の大切さを改めて実感したと述べると、ぜひそちらも取材したいと言う話になりました。
義理の両親の家は私の自宅の隣。千葉県の浦安市です。江東ケーブルテレビの番組取材が浦安市で良いのかなとは思いましたが、彼らは江東区内の企業である榎戸材木店の取材の一環だから、関連があれば千葉県でも構わないとのこと。
7月11日の金曜日、まず10時から私が立ち会って浦安の家の取材。カメラを回すこと約2時間。聞けば15分番組だとのことで、編集が大変だろうなと思いながらの取材でした。
その後、取材班(と言っても、たった1人…)は新木場へ。坐骨神経痛の私は自宅待機で、低温乾燥機や端材を使ったクラフトの説明は長男の社長にバトンタッチ。後から聞けば、新木場では4時間以上、取材をしていたとのこと。本当に15分番組に収まるのだろうかと、心配になりました。
8月初旬、地元のケーブルテレビですから、1回こっきりの放映ではなく1週間近く毎日何回か放映してくれたので、江東区内に住んでいる何人かの材木屋さんから、見たよと声を掛けられたと長男は言っていました。残念ながら浦安市では放映されない…そこで厚かましく、DVDに録画して送って欲しいと連絡すると、後日、私の分と長男の分、2枚のDVDが会社宛に送られて来ました。
さっそく社員も含め、会社で鑑賞会。よくもまぁ、あれだけ長い取材を15分にまとめたものだと感心する内容で、好意的に当社の木材への取り組みや、ポリシーを伝えてくれる番組内容でした。まさに当社のプロモーション・ビデオのようです。
早速、さらにずうずうしく、ダビングして当社のPRに使って良いかと聞くと、アッサリOKしてくれました。
低温乾燥させた無垢の木材の内装材は、どうしても大量生産品に比べて大幅に割高になります。その価値を口で説明したり、パンフレットを作って読んでもらったりしても、なかなか伝わらない…
その点、このビデオは地域放送局と言えども第三者が客観的に取材をして制作した番組ですから、説得力が違います。当社を訪れた、家を新築したりリフォームを考えている人たちにこのビデオを見てもらえば、大いに販促になるものと期待しています。