おかげさまで、坐骨神経痛はだいぶ良くなり、痛みも殆ど感じなくなりました。日常生活に支障のないレベルに回復しました。
治るのに3年は掛かる、10年でも完治しないなど悲観的な話ばかり聞かされていたので、自分自身がこの回復に驚いています。
その秘密は極めて優秀なカイロプラクティックの先生に巡り合えたこと。妻のゴルフが趣味の友人が、すごく上手な先生がいて、ゴルフの練習場で腰を痛めて歩けなくなった人が、その先生の治療を受けたらスタコラ歩いて帰ったと、眉に唾をつけたくなるような話を妻にして、疑うことを知らない妻は、ぜひ行けと強く勧めました。
半信半疑ではありますが、藁をも掴む思いで予約を取り、ゴルフ練習場2階の一角にあるカイロプラクティックの医院に行きました。
30代半ばくらいの若い先生で、痛みはいつ頃からか、どこが痛いか、(押してみて)ここはどのくらい痛いかなどなど、20分近くに渡って掌や指で押したり、腕や脚を引っ張ったりして診断。その後、20分ほど簡単な治療をしてその日は終わりでした。
すぐには効果は表れなかったものの、1時間もしないうちに椅子に座ったり立ったりしても、痛みがない!これには驚きました。先生の話では腰痛や頸椎の痛みなどと言うものは、その場所だけの問題ではなく、体全体の歪みから来ているので、全身を矯正し歪みを取ることが必要だとのこと。私の背骨は軽くSの字に曲がっているので、今日は軽く補正したが、しばらく通って強制すれば、おのずと坐骨神経痛も良くなるとの話でした。
それから週に1度、金曜日の午前中に4回ほど通い、前述のようにあの激しい痛みは姿を消し、日常を過ごしています。漫画、「遊遊白書」の魔界整体師かと思うくらい、腕の立つ先生です。
もちろん、カイロプラクティックにもヘタな先生はいるでしょう。このような名医は珍しいのかも知れません。これは大工の世界でも同様で、名工と呼ばれる人は一握りだと思います。腕の良い方が建てた建物と、普通の大工さんの建てた建物は、出来上がってすぐの外観や内装には大きな差は見られないものの、10年、20年住み続けると、明らかに差が出て来る。リフォームも同様で、腕の良い大工さんがリフォームしてくれた家と、そうでないリフォームではしばらくすると差が出て来ることは間違いないでしょう。
では金額に大きな差があるかと言うと、そうでもない…今回のカイロプラクティックの先生のように、たまたま名医を紹介してもらえるかどうかが、家を新築、リフォームする場合の当たり外れになってしまうのは、大きな問題だと思います。