低温乾燥機「愛工房」は壁、床、天井、全てが木でできており、中に入れた乾燥させる木材から出た水は、壁の板を伝わり中に入れたダンボールの断熱材を通し、さらに外部に張られた板から大気中に放出されます。
冬場の空気が乾燥した時期ならばそれで十分なのですが、梅雨から夏に掛けての時期は大気中の湿度が高いため、うまく乾燥してくれません。
そのために中を循環させる空気を暖めるときに、除湿装置を使って乾燥した温風を送り込むようになっています。
その時に取れた水はパイプを伝わり外に排出されますが、それすらも無駄に捨てることはありません。
消毒、精製をしていないので飲むことは出来ませんが、入浴剤としてお風呂に入れています。
体が芯から温まり、お肌もツルツルになります。
さらに残り湯は家庭菜園に撒いて、野菜を育てています。
根からの水分の吸収が良いのか、順調に育ってくれています。