毎年この時期、多くの会社さんからお年賀をいただきます。
習慣なのか、その95%以上はタオルで、その95%は2本セットでいただいております。
年始のお心遣いはとても嬉しくて、心から「旧年中は大変お世話になりました。」という感謝と、「本年もよろしくお願い致します。」という、新たな年を新たな心で迎える決意をさせていただく、とても大切な時期です。
しかしながら、同時にずっと感じていた気持ちもあります。
それは
「ウチのタオルの年間消費量は、そんなに多くねぇ。。。」
ということです。
例年、タオル50本はいただくのですが、ウチの社員は6名。
一人あたり8本/年。
当然、家にも会社にもタオルはあります。
最近のタオルは品質もいいから、洗えば何度も使えます。
使い切れず会社に大切に保管され、気付けば翌年、また50本超のタオルをいただく。
たまる一方のタオルたち。
重ね重ねですが、お気持ちは本当に本当に嬉しいのです。
榎戸材木店も、2年前の新年のご挨拶回りまで、タオルを2本セットでお渡ししていました。
しかし、気持ちは嬉しくても、事実として「タオル」は、そんなにいらんのです。
これは年末にいただくカレンダーにも同じことが言えます。
昨年まで榎戸材木店は、事務所の中にカレンダーが10セットはかかってました。。
繰り返しますが、お気持ちは本当に嬉しい。
でも、そんなにタオルもカレンダーいらねぇ。
というわけで、榎戸材木店では、昨年からお年賀のタオルを廃止いたしました。
昨年はお茶をお年賀にさせていただきました。
今年は、オリジナルの手づくりノート2冊セット。
念願だった手づくりです。
過去に製材や力仕事が主だった時代には、タオルはあってありすぎることはなかったかもしれません。
でも、時代は変わります。
意味や意義を考えないままに、ただ前年を踏襲しつづけると、どんどん世の中と乖離していく。
周りと足並みを揃えることをやめて違うことをするのは怖いですが、思考停止に陥らないため、自分たちの軸をしっかり持った上で、本当に大事にしたいこと、必要なことを追求していく姿勢をきちんと持っていたいと、そう考えています。