「何がしたいかわからないんです。」
去年入社して以来そう言っていた社員が、今日デザイナーズスクールに入学しました。
半年間、平日の仕事の後に通うそうです。
どちらかというと受け身で、いいと思ったことを褒めても素直に受け取れず、自分に自信がないといつも言っていた彼女が自分の判断で学ぶことを決めたのは、本当に勇気ある一歩だと思います。
やりたいことがない人なんて、本当はいないと思うんです。
子供の頃、毎日がやりたいことであふれていたはず。
ただちょっと人の目を気にしたり、ちょっと忙しかったり、ちょっとやらなきゃいけないことに追われていたり。
そんな「ちょっと」が積み重なって、いつしかやりたいことを感じさせないようにブロックしてしまうんだと思います。
だって、やりたいことができないなんて悲しいことだから、自己防衛の本能が働くのかもしれません。
やりたいことがあるなら、目指して研鑽すればいい。
やりたいことを感じる心を忘れているなら、焦らず思い出していけばいい。
そんな「心のリハビリ」と「実現をサポート」する環境こそ、自分が目指す会社の大事な要素の一つだと、改めて確認させてもらいました。